携帯電話を持ち歩かない

 インターネットが自在に出来るようになった携帯電話は受験の大敵です。この記事は2007年に書きましたが、この当時はガラケーと呼ばれる携帯電話であり、携帯電話でのwebサイト閲覧には限界がありました。当時は携帯電話でのweb検索が非常に脆弱で、携帯電話は2chかランキングサイト経由でのネットサーフィンのみでした。しかし、2019年現在、スマートフォンの普及により携帯電話への依存度は当時とは比べ物にならないぐらい高くなりました。受験勉強において携帯電話を絶つことは非常に有益な対策となります。

 当時、私はサイト運営をしていましたので、受験勉強中に携帯でサイトをチェックしたい衝動に駆られて、ついつい携帯をいじってしまうことがありました。数学で1問解くごとにチラッと携帯を見たり、時には長々とネットサーフィンの時間になってしまうこともありました。普通に考えてこれは勉強の障害でしかありません。携帯電話を見ている時間も無駄ですし、携帯を見ることによって一度切れた集中力を元に戻す労力もかかります。結果として長時間集中できない環境を作り上げてしまうのです。短期間にまとまった時間を確保しなければいけない医学部受験生がこれではダメです。
 そこで私は勉強中だけは携帯と離れることにしました。図書館で勉強していましたので、家に携帯を置いていって携帯を見れない環境を作りました。それだけで随分と勉強効率が違ってきました。数時間の勉強継続は楽に出来ましたし、終わった後の充実感も段違いでした。
 最近は携帯電話の発達で便利な世の中になってきていますが、受験の期間だけでも使用を制限できると勉強に集中できるかと思います。